映画レビューや商品レビュー、どうでも良い話を書いています

フィッシャー・キング(1991)

フィッシャー・キング - Wikipedia

 

良い映画を見た。しばらく浸れるような。

やっぱりロビンウィリアムズは最高。アマンダプラマーかわいい。

 

テリーギリアムは近未来SF映画の監督というイメージで、よく鬼才なんて言われるから変わった映画かと思えばこの作品は全くの王道。「ゼロの未来」なんてほとんど理解できなかった(個人的には訳のわからないものは好きなので楽しめたけどね)。

 

で今作

ジェフブリッジスを見たのは初めてかも。特に魅力を感じなかった。ヒモ生活も情けないけどあんな事件があれば仕方ないよね。感情移入も出来ないけど、二人を結びつけたり、最後の聖杯を盗む所から恋人の元へ帰って来て愛の告白まではカッコよかった。しばらく一人になりたいと恋人を振った?のは事件の後の自分の自信がなかったのからなのだろうね。

 

主人公の恋人アン(マーセデスルール)は本当にいい女。ロビンウィリアムズが劇中のセリフで褒めちぎってる通り。こんないい女いないよね。あんな状態の主人公の世話をしてやってさ。普通別れちゃうよ。

 

パリー(ロビンウィリアムズ)は本当に魅力的なキャラクター。事件の被害者の夫で狂ってしまった。目の前で妻の頭が吹っ飛んだら正気ではいられないだろう。昔の記憶が蘇ってくると現れるレッドナイトは、モチーフは脳漿?肉片だったのかな。聖杯伝説は「ダヴィンチコード」で得た知識しかないのでよくわからなかった。結局パリーは聖杯のおかげで治って恋人とハッピーエンド。

 

アマンダプラマーかわいい。なんか見たことあるけど何で見たんだっけと思いながら最後まで思い出せず。後で検索して「パルプフィクション」で見たんだと分かった。印象が全く違う。この人あの人だ!とならないのは役者にとってはいいことだろう。パルプフィクションと違って美人。同じ人とは思えない。ドジでちょっと変わってて不器用で自分に嫌気がさして卑屈になってる。でもどこからどう見てもかわいい。モテないのは性格の所為だろうけど、こういうタイプが好きな男はたくさんいるはずだ。でもこの映画の世界にはいないのね。女からは嫌われるタイプの女。短いけどパリーに替えのスイカ柄シーツを持ってくるシーンは性格が表れてて良いね。スイカ柄てw

 

印象的なシーンいくつか

夜の公園で真っ裸で吠えチンチンぶらぶらさせたあげく寝転ぶシーン。ロビンウィリアムズいい身体してるわw。ホモに殺されると怯えるジャックw。

 

駅でリディアを待ってる時のホームレスのセリフ。「俺は赤信号なんだ。」疲れきったサラリーマンも施しを受けているアイツよりはマシだと思わせる存在。ホームレスでも役に立っていると。ホームレスのゲイの元シンガーも声が良いし。パリーも大学教授で頭は良いわけだし。ホームレスはどうしようもない人間では無くごく普通の人達なんだと言いたいのかな。

 

駅のコンコースでのダンスシーン。

人混みの中リディアを見つけるパリー。 いつの間にかダンスする群衆の中スタスタと歩く。パリーだけがリディアを見ている。逆にリディアはパリーの横を見向きもせず通り過ぎる。これは後のマニキュアシーンでのリディアのセリフと繋がる。

 

4人で食事に行くシーン。 ゴミの中にも美しい物はあるといつの間に作ったのか針金で出来た小さい椅子をリディアに渡す。カックイイー 。

中華料理屋での食事のシーン。餃子を落とし、コップを落とし、焼きそばをズルズル。最後はブロッコリーでホッケーw 子供かっ!w そして告白。会って話したのは初めてだけど、ずっと君を見ていた(ストーキングだけどw)と感動のシーン。パリーはこの辺りかなりまともに見えたが、次の瞬間事件がフラッシュバックでまた元どおり狂う。そこでやはり聖杯が必要になる。

 

そして最後。今度は二人で裸で寝転ぶ。切り裂かれた雲を見て、念力かなとジャック。風だよとパリー。完全に正気に戻った事を表してる。このあと、あの事件のことは全部話したんだろうか。最初に会った時からパリーはジャックに気付いていたようだけど、恨んでいたりはしなかったのだろうか。狂ってしまってそういう感情もなかったのか。治ったあとパリーはジャックを赦したのか、もともと恨んでなかったのか。NYに花火が上がってTHE END。テリーギリアムっぽい。

 

エンドロールはHow about you。簡単な歌詞だけど良い曲だね。 2時間10何分もあって長かったとは思ったけど次は次はと引き込まれるしダレることはなかった。無駄なシーンはほとんど無かったよう。 書きたい事をただ書いたのでとても読みにくいと思いますが(^_^;)。