することがない人の八畳生活

人生において何も「することがない」人が、映画を観たりして 、暇つぶしをしています。ネガティヴなことを言いたい。

映画 スケアクロウ(1973)レビュー・感想

スケアクロウ - Wikipedia

 

 

素晴らしい映画。

今まで見た映画の中で最高の映画の一つ。そりゃパルム・ドール取ってんだからそうなんだけど。

 

 

何と言ってもジーン・ハックマンアル・パチーノの演技が素晴らしい。

ジーン・ハックマンはこれまでたぶん一度も見たことがなかったのでこれが初見。アル・パチーノはゴッド・ファーザーシリーズは見たことがなく、「ジャスティス(1979)」で見て以来大好きな俳優の一人。こんな演技もできるんだと改めて好きになった。まだ若くカッコイイ。余談だが、リバティーンズカール・バラーに似てると思った。

 

変わり者同士が友情を深めていくロードムービー

ジーン・ハックマンはどこからどう見ても変わり者と言うかヤバい奴。アル・パチーノは一見誰にでも好かれる良い奴だけど本音を言わない。どちらも他人に心を開かないが、二人は気が合ったのか、一緒に旅をする。

 

いろいろ語りたいが大好きな映画なので下手に語れない。

終盤はアル・パチーノが狂ってしまって病院に運ばれる。

意識のないアル・パチーノにハックマンが「お前がいないとダメなんだ」と声をかけるも反応はない。

洗車業の事業資金を全部アル・パチーノのために使う覚悟を決めたハックマン。

最後のシーンはジーン・ハックマンが靴底からお札を出すところで終わります。

 

寝る時靴を枕の下に入れていたのはお金が入っていたからかぁーと納得。有り金全部はたいて、ピッツバーグ行きの切符を買う。

男の友情とかそういうレベルじゃないよねもう。

音楽も素晴らしい。サントラ欲しい。

 

基本的に静かな映画なので誰にでも勧められるということはないが、パルム・ドールに違わぬ傑作である。